高配当株の落とし穴!?たこ足配当に注意しよう【初心者がやりがちな失敗とは】

🏠 はじめに

「配当金で毎月のお小遣いがもらえたらいいな」
「老後の生活費を、投資からの収入でまかないたい」

そんな願いから「高配当株」への注目が年々高まっています。
特に、FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す子育て家庭にとっては、給与以外の安定収入を得られる手段として魅力的です。

我が家も、数年前から本格的に配当金を活用した資産形成に取り組み始めました。
VYMやSCHDといった米国の高配当ETFを中心に積み立てを行い、着実に「資産が働いてくれる仕組み」をつくっています。

ですが一方で、高配当株には思わぬ落とし穴もあります。
その代表が「たこ足配当」と呼ばれる、元本を削って配当金を支払うしくみです。

一見、「毎月お金がもらえる」ように見える商品でも、実は資産が減ってしまっているケースも…。
知らずに購入してしまうと、「お得な投資」のつもりが、「資産がどんどん減っていく投資」になってしまうかもしれません。

今回は、そんな「たこ足配当」のリスクや見分け方、我が家の実践内容なども含めて、高配当株とどう向き合うべきかを詳しく解説します。
投資初心者の方でも分かりやすく理解できるよう、や事例も交えてご紹介していきます。

📌 たこ足配当ってなに?

たこ足配当とは、企業が利益を出せていないのに、自社の資産(元本)を削ってまで配当を出すこと。

🐙 イメージ:
「タコが自分の足をちぎってまでプレゼントしている状態」

これにより、表面上は配当がもらえているように見えても、実質的には資産が減っているのです。

🔍 たこ足配当の問題点とは?

  • 資産の切り崩しで将来の配当力が低下
  • 毎月分配型などで元本が減っていくケースあり
  • 高配当に見えて、実は損している場合も…

特に「毎月配当」をうたう金融商品は要注意です。
配当金の一部が元本から出ている可能性があるため、内容をよく確認する必要があります。

⚠ 高配当株投資で気をつけたいこと

  1. 📉 利回りが高すぎる銘柄は要注意
     → 一時的に株価が暴落している場合も
  2. 📊 配当性向や業績をチェック
     → 無理して配当を出していないか確認
  3. 🏢 ETFなどで分散投資を活用する
     → 個別株より安定性が高く、初心者にもおすすめ

🧩 わが家の考え方:配当金は「元本を削らない」範囲で

我が家では「高配当ETF」を活用して、安定した配当金を得つつ、資産の成長も狙う投資を心がけています。

💡 現在は以下のETFを中心に積み立て中です:

  • ✅ VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
  • ✅ HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)
  • ✅ SPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)
  • ✅ SCHD(シュワブ米国配当株式ETF)

これらのETFは、増配実績のある優良企業を中心に構成されているため、たこ足配当のようなリスクが比較的低いと考えています。

💬 Q&Aコーナー

Q1. 毎月分配型の投資信託は全部ダメ?
👉 全てが悪いわけではありませんが、「元本を削っていないか」を確認するのが重要です。

Q2. 高配当株は利回りが高いほどいい?
👉 一概にそうとは言えません。利回り6%以上の銘柄は業績悪化中や一時的な下落の可能性もあるため注意が必要です。

Q3. たこ足配当の商品はどう見分ける?
👉 ファンドの目論見書や分配金の内訳(特別分配金・元本払戻金)を確認しましょう。

📝 まとめ

高配当株投資にはメリットもありますが、「たこ足配当」という思わぬ落とし穴も存在します。

配当の「見た目の金額」に惑わされず、中身や持続性をしっかり確認する姿勢が大切です。

我が家も引き続き、VYMやSCHDなどのETFを中心に、堅実な配当投資を続けていきたいと考えています。

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