投資信託は銀行で買うべきじゃない?子育て世代が知るべき落とし穴と正しい選び方

✅ この記事でわかること

  • 銀行で投資信託を買うことのデメリット
  • ネット証券との違い(手数料・商品数・使いやすさ)
  • 我が家の実践例(楽天証券・SBI証券)
  • 初心者が安心して始める方法
  • 子育て世帯にこそ知っておいてほしい投資信託の選び方

🍼 はじめに:銀行にすすめられた投資信託、本当に大丈夫?

「将来のお金が不安で…」
「子どもの教育費、どう準備したらいいの?」

そんな悩みを抱えながら銀行の窓口に行ったら、親切そうな担当者がやさしく「投資信託を始めませんか?」と提案してくれる。
これ、よくある話です。特に子育て世代にとっては、「プロに任せた方が安心」「銀行なら間違いないだろう」と思う方も多いかもしれません。

しかし――実はその選択、あなたの将来の資産形成に大きな影響を及ぼす可能性があるんです。

今回は、銀行で投資信託を買う前に必ず知っておきたいポイントと、我が家が選んだ「別の選択肢」についてお伝えします。

❌ 銀行で投資信託を買うときの3つの注意点

❗1. 手数料が高すぎる商品が多い

銀行で扱っている投資信託の多くは、購入時手数料(いわゆる“入口のコスト”)が2〜3%、中には5%を超える商品も存在します。
例えば、100万円を投資すると、それだけで3万円〜5万円が“手数料として差し引かれる”わけです。

一方、ネット証券で購入できる「ノーロード型投資信託(購入手数料0円)」なら、手数料をまったく支払わずに同じような運用が可能です。
この“最初の差”が、10年・20年後には大きな金額差となって返ってくるのです。

✅ ワンポイント
つみたてNISA対象の投資信託は基本的にノーロード。銀行では選べない商品も多く、コスト意識が重要!

❗2. 銀行側が儲かる商品をすすめられることが多い

銀行の営業担当はボランティアではありません。
手数料収入や販売ノルマを達成するため、顧客のニーズより「利益が出る商品」を優先して提案することもあります。

その結果、「毎月分配型」「仕組みが複雑」「高コスト」といった、初心者には不向きな商品を買ってしまうケースも…。

我が家も一度、銀行で「人気の投資信託です」と紹介された商品の信託報酬を確認したところ、年率1.5%超
ネット証券で購入していた商品(0.1〜0.2%)と比べて、10倍以上のコスト差があることに驚きました。

❗3. 商品の選択肢が少なすぎる

銀行が取り扱う投資信託の数は数十〜多くても数百本程度。
一方、ネット証券では数千本以上のファンドが比較可能で、
低コスト・インデックス・ESG・テーマ型など、投資スタイルに合わせて選ぶことができます。

しかも、ネット証券ではランキングや成績、ユーザーの声も見ながら選べるので、情報の透明性が段違いです。

📊 銀行 vs ネット証券:どちらが子育て家庭に向いている?

項目銀行ネット証券(例:楽天・SBI)
購入時手数料最大5%0円(ノーロード)多数
商品数数十〜数百本数千本から選べる
情報の透明性担当者に依存比較・検索可能
操作性対面 or ATM中心スマホアプリで完結
ポイント還元基本なし楽天ポイントなどが貯まる
開設のしやすさ書類提出ありオンラインで完結可能

👨‍👩‍👧 我が家の実践例:楽天証券とSBI証券でつみたてNISA

我が家では夫婦それぞれが「つみたてNISA」で、SP500とオルカンに毎月1万円ずつ積み立てを行っています(合計2万円)。
ネット証券を選んだ理由は、以下の3点です。

  • ✅ 手数料が圧倒的に低い
  • ✅ 商品ラインナップが豊富
  • ✅ 楽天ポイントで実質的な還元がある

最初は「ネット証券って難しそう」と思っていましたが、
スマホアプリで完結するので、銀行よりもむしろ簡単でした。

🤔 よくあるQ&A

Q. 銀行員がすすめてくれたのに、信用できないの?
→ 信用できないわけではありませんが、「銀行にとって都合の良い商品」を提案されるケースがあるため、自分でも調べる姿勢が大切です。

Q. ネット証券はセキュリティ面が不安です…
→ 二段階認証やSMS認証、顔認証などセキュリティは年々強化されています。むしろ、物理的に書類を紛失するリスクがある銀行より安全と感じています。

Q. でもネット証券だと相談できないのでは?
→ 楽天証券やSBI証券にはチャット・電話・メール対応があり、
質問すればわかりやすく丁寧に答えてもらえます。証券会社が中立的にサポートしてくれるのが利点です。

📌 まとめ:子育て家庭こそ「賢い選択」を

投資信託は、資産形成の心強い味方です。
でも、スタート時点で手数料が高い商品を選んでしまうと、その後の成長を大きく削ってしまう可能性があります。

特に子育て世代にとって、お金は「未来をつくる手段」です。
教育費・住宅費・老後資金と大きな出費があるからこそ、投資はコストと透明性が命

銀行=安全とは限りません。
本当に安心できるのは、「自分で情報を得て、納得して始めた投資」ではないでしょうか。

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