🔰 はじめに|配当金でFIREを目指す家庭にこそ知ってほしいETF
「配当金をもらいながら資産形成したい!」
そんな思いから我が家が注目しているのが、米国の高配当ETF SCHD(シュワブ米国配当株式ETF) です。
S&P500やオルカンのような成長株中心のETFとは異なり、安定的に配当を出してくれる優良企業に投資する設計になっています。
我が家では、成長枠ではS&P500とオルカンを積立し、高配当ETFはスポットで購入しています。
特にSCHDは、「配当金+成長性+低コスト」が揃っており、FIREを目指す家庭にぴったりの選択肢です。
💡 SCHDとは?基本情報と魅力まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
ETF名 | Schwab U.S. Dividend Equity ETF(SCHD) |
管理会社 | Charles Schwab(チャールズ・シュワブ) |
配当利回り | 約3.5〜4.0%(相場によって変動) |
分配回数 | 年4回(3・6・9・12月) |
信託報酬 | 0.06%(非常に低コスト) |
特徴 | 増配企業を中心に構成。配当+成長のバランス◎ |
✨ なぜ人気?
- 配当利回りが高く、安定的
- 増配傾向の企業を中心に構成
- リーマンショック級の暴落時でも回復が早かった実績あり
🏦 楽天証券とSBI証券、どっちで買う?
どちらの口座でもSCHDを購入できますが、使い方・特典に違いがあります。
比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
為替手数料(円→ドル) | 25銭(片道) | 住信SBI経由で4銭(片道) |
自動積立 | ❌ なし | ✅ あり(米国ETF積立対応) |
ポイント利用 | ✅ 楽天ポイント可 | △ Tポイントなど一部不可 |
おすすめスタイル | ポイント活用&スポット買い | 為替コスト最重視&積立派 |
👨👩👧👦 我が家の使い分け例
- SBI証券:S&P500とオルカンを毎月つみたてNISAで運用
- 楽天証券:高配当ETF(VYM・HDV・SPYD・SCHD)はスポット購入
それぞれの証券会社に得意分野があるため、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。
📌 SCHDの注意点は?
- 為替リスクがある(米ドル建て)
- 国内ETFに比べて税制面での扱いが異なる
- 日本円での分配金受け取りには再両替手数料がかかる
ただし、長期運用を前提とするなら、これらのリスクも時間と分散で和らげることが可能です。
❓ Q&Aコーナー
Q1. SCHDはNISAで買えますか?
A. はい、新NISAの「成長投資枠」で購入できます。つみたて投資枠では購入できません。
Q2. SCHDはどんな人に向いていますか?
A. 毎月のキャッシュフローを配当で補いたい人、安定収入で将来設計をしたい人に最適です。
Q3. 日本株の高配当銘柄とはどう違うの?
A. 米国企業のほうが増配傾向が強く、連続増配記録も多いのが特徴です。
✍️ まとめ
- SCHDは「配当」と「成長性」のバランスに優れた高配当ETF
- 米国株の中でも特に安定感があり、家計の支えにしやすい
- SBI証券と楽天証券を目的に応じて使い分けるのが◎
FIREを目指すご家庭には、成長株と高配当株の両輪が欠かせません。
我が家のように、「積立×スポット購入」のハイブリッド運用で、家計に無理なく資産を育てていきましょう!